こんにちは。弘田佳孝です。遅ればせながら、祝!アルバム発売!そして、まもなくコンサート!11/23楽しみですね。
ところで先日某飲み会において、グリオット制作陣の岩垂さん(画像右)&なるけさん(画像中)とお会いしました。
マスターアップ後、初めて顔を会わしましたので、お疲れさま〜!と、その場を借りて完成記念の乾杯。
何気にMANYOさんとも、その数日前にメシをご一緒してたりして、個別に完成記念打ち上げをやってる次第であります。霜月さん日山さん&制作スタッフの皆様、抜け駆けですいません。
公式の打ち上げも楽しみにしています!
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さて「お姫様と道化師」は、前に書いた記事の通り、愉快なムードの中、制作して参りましたが、私担当の残り二曲はダークサイドの雰囲気。
渦巻く悪意と陰謀の曲「斑の王国」は、マスターアップの期日ギリギリまで制作していた曲で、サウンド全体に見えない緊迫感が漂っています(笑)これは出そうと思って出るものでは無い…です。
ヴァイオリン壷井さんとのレコーディングでは、メロディのニュアンスについて「"物悲しい"んですか?」と問われ「"物悲しさ"もありますが、悪意に満ちたエナジーでどちらかというと"勇猛"で"勇ましい"です。(あれ?逆だったかな?)つまり"いさ悲しい"感じでお願いします」と、我ながら難解なディレクション。
にも関わらず、次のテイクではイメージ通りの解釈で演奏して下さる壷井先生に感服しました。
「羽に縋るもの」は、多くの犠牲が出ることも、世界が歪むことも、愛する者の命を奪ってしまうことも、目的の為に見えなくなった狂信者の思考と咎がテーマです。
勧善懲悪なスタイルのラスボス戦闘曲にならなかったのは、テーマの根底にあるのが「狂信者の悲しみ」であり、「狂信までにいたる過程」を想起させたかったからだと思います。
狂信者に対峙する者の立場で書けば、きっと極悪な敵を倒すというような勇気あふれるイメージになったのでしょうが、そのような類型的な曲にしたくないという、事前の打ち合わせもあり、狂信者側の思考、狂信に至った悲しみ、また表裏一体の陶酔感を表現しようとしました。
その狂気の世界観を構築する日山さんの歌詞と、霜月さんの歌はやはり凄いという一言に尽き、意図通り、このアルバムの鬼っ子的存在の曲となったかと思います。

